羽衣舞とは天女の羽衣(シルクベール)をなびかせて舞い踊ります。
まるで舞い踊るかのようなシルクの煌めきは美しく、舞い手も観ている方も研ぎ澄まされてゆきます。
そして、羽衣舞には大きく分けて2種類ございます。

世界各国の曲を使う天女舞

日本の郷土芸能を取り入れた羽衣舞
羽衣舞は年に2度舞台を作ります。
夏に能楽堂で羽衣フェスティバル 冬に舞台で自主公演をいたします。
冬公演に参加したい意志のある方は、練習会にご参加くださいませ。
羽衣フェスティバル

羽衣舞の志すものと、フェスの目的は一致しています。
それは己の純度を高めること=本来の自分になることです。
能楽堂は能のためだけに作られ、究極にシンプルに研ぎ澄まされた舞をする場です。
なので能楽堂のような純度の高い場所で舞うためには、その場に足る存在(似合う)かどうか、
自身を見つめ直すことになるでしょう。
私はなぜ舞うのか、私はどんな舞を捧げたいのか。自問自答の時間が訪れます。
今在るものを伸ばし、今足りないと感じるものは師事して経験を積むこともできます。
そして新しい氣づきを得たり、似た感性の仲間に出会うことで、喜びや発見を得られるはずです。
能楽堂で舞うことで舞本来の役割(感謝、祈り)を思い出すきっかけになることでしょう。
開催日
9月17日(日曜)
会場 表参道銕仙会能楽研修所 東京都港区南青山4-21-29
通しチケット8000円 昼の部3500円・夜の部5000円
13:30 昼の部開場 14:00 DANCE奉納会 オープンステージ 17:30 終演
18:00 夜の部開場 18:30 神遊びショー 20:00 終演
チケット販売サイトはこちらです https://kagurabellydance.stores.jp/
2022年のフェスは
噴火!のようなエネルギーに満ちていて、
全てのダンサーの創作魂が輝いていました。
今年2023年のフェスは一転して
「熟慮」という気配が漂っています。
情熱は燃やしつつ
細部まで練る。。
手の先、足の先、髪の毛の先まで
どのような「世界を創るか」
心を静かに燃やす。そんな気配を感じていただけるはずです。
「一瞬の今を輝かせる」
その場にいることで沁み渡る様々な感情を共有させてください。
DANCE奉納会
出演は12組。14:00~
お客様投票により羽衣クイーンが決定します。選ばれたダンサーは羽衣フェス2024のガラショーに出演します。
オープンステージ
出演は6組。(詳細は追ってUPします)16:20~
10分間の中で、物語を舞ます。
瞑想舞、オリエンタル、創作、ファンベール、などなど惜しみなく世界観が変化します。
神遊びショー

今年も素晴らしい表現者が集いました。能楽堂という舞台にどんな世界を創造するのか、、、
今年はオンライン配信がないのでどうぞ会場でご覧いただけたら幸いです。残り50席を残すばかりとなりました。
チケットはこちらから購入をお願いします。https://kagurabellydance.stores.jp/
去年の神遊びショーのダイジェストです。
羽衣フェスティバルの内容(参加希望者)
踊ることの意味を考える人
踊ることで人の役に立ちたい人
個性とは何かを考える人
和文化に触れたい人 など

Dance奉納会
去年は羽衣カップと呼んでいましたが、今年からDANCE奉納会と名称が変わります。自分が表現したい世界観の演舞をお願いします。
能楽堂には人も人ならざる存在もいます。全ての存在に「私はこういうものです」と舞で宣言してください。
演舞は4分です(でハケは分数に含みません)※足袋の着用は必須です。
去年は和の表現の方が多かったですが、色んな世界、ジャンルの曲も使用できます。
お客様投票により、羽衣2023年の1組を選出していただきます。選ばれた方には2024年のフェス参加に加えて、Kaguraが創造する舞台で舞っていただく機会を設けます。

オープンステージ
オープンステージから照明も加わります。
群舞で10分間の演舞を創作してください。
DANCE奉納会と同じく、自分が表現したい世界観の演舞をお願いします。ゲストダンサー監修の演舞作品もいくつか発表予定です。自分の先生に自ら打診して演目を作っていただくのも良いと思います。
※足袋の着用は必須です。

神遊びショー
2022年羽衣フェスティバル 神遊びショーダイジェスト
Kagura (羽衣舞)
Yuumi (和ベリー)
Sali
Homa
Yoshie
宝舞風瑠さ登 (ホウマイフルサト) 比田井和美 岡村厚子
香織 (瞑想舞)
Chie Norieda Baliasi(バリアージ)
フェス参加費用

Kaguraより皆様へ
実は、、「純度を高める」ために舞っているんだ。と言葉にできるようになったのは最近です。イメージを言葉にするのは難しいですね。けれどこの言葉によって自身の軸がしっかりと定まりました。
べリーダンスも羽衣舞も、その他創作舞も、全て純度を高める事をしてゆきたいから舞っていますし、仲間にシェアをしています。
純度を高めることは、山から削り出された鉱石を磨いて光り輝かせる作業に近いように感じます。鉱石が自分だとしたら、それはすでに在る(存在している)のです。私たちに身体、魂はすでに完璧なのです。
鉱石にこびり付いた石(欲や、変な癖、他人からの視線)などを一つ一つ認め、剥がして行った時に、
本来の輝きが溢れ出てくるのでしょう。
能楽堂は純度が高い場です。去年羽衣フェスに参加くださった方の多くが「あそこは特別だった」と言っています。あの場に満ちている氣は、ピュアそのものです。
今年も多くのスタッフ様のご協力により開催が叶います。
ぜひその身で体感してください。心からご参加をお待ちしています。
Kagura
エッセンスシェア会
エッセンスシェア会
「創造のための0から1を知る会」
皆さんは、踊ったり、作品を作るときにまずどんなことから始めますか?
曲からインスピレーションを得る
着たい衣装を想像する
踊る場所に見合ったものを作る、、など
色んな方法があると思います。
実はダンサーの頭の中は、ちょっと違った創造をしています。
この機会にプロダンサーの頭の中を覗いてみませんか?
技やスキルなど、実際の動きのシェアもありますが
ここで得られる重要なことは、
創造の0から1を生み出すヒントです。
開場 世田谷区の公共施設(主に守山地区会館)
リアル対面パッケージ
オールパッケージ23,000円
単体4,000円
リアル参加者にもYoutube限定公開で、WS後に公開します。(2ヶ月間繰り返し視聴できます)
オンライン受講パッケージ
オールパッケージ15,000円
Youtube限定公開で、WS後に公開します。
(2ヶ月間繰り返し視聴できます)








ダンサー・講師紹介

Baliasi(バリアージ)代表のChieです。
感性表現コーチングは、五感をフルに使い身体表現も入れながら、創造性や思考を表現力豊かにアウトプットし自己表現を充実化していく目的でつくられたものです。
本来コンサルティングで個別に目標設定をして、 個人の特性に合わせてプログラムをデザインしますが、今回はエッセンスシェア会の為の表現特別プログラムとなります。



踊る整体のSaliです。
真理を見ることが好きなんです。
昔はファンタジックなものが好きで、でもある時からファンタジーの中に織り込まれているスピリチュアリティが好きなんだなと気づきいて、なぜだろう?と考えた時に、それは、そこに真理があるからだと思うようになりました。
踊る身体にとっての真理は、解剖学や動作学の仕組みを”どのように使うか”で変化します。
踊る整体®︎では、全身がひとつに繋がって調和が取れていることを大切にしていきます。
骨格で動きを作り出していくことで、あなた自身の身体にとってのベストを導きます。
シンプルなオリエンタルダンスの動きを組み合わせることで、身体を整える。
アラブ音楽がそれをサポートしてくれる。
そうして生まれるニュートラルな心と身体だと、本来の自分らしくいられると私は感じています。



Yoshieです。
「自分の内側にあるみずうみの淵に立ってみる」
踊りの源、言わば表現の源である”自分”。
では果たして、”自分”のことをどれだけ”自分”は知っているのでしょうか。
身体と心と魂
外に現れるものと
内に潜むもの
それらをひとつに繋ぐように
自分自身を開いていく練習をします。
玉ねぎの皮を一枚一枚剥くように、
仮面を一枚一枚脱いでいくように。
自分の内側へ深くダイブして、掴み取ったものを外側へシェアしながら表現へと昇華していく旅路を皆さんと味わってみたいと思います。



瞑想舞の香織です。
祈りから生きている人は美しい
内側から溢れる祈りの力
祈りの語源は「意(い)」を「宣る(のる)」こと
何のために舞い踊り
何を大切にして生きるのかー
その意志や想いが形と融合した時
唯一無二の表現が生まれます
自らの内側にある純粋な心を感じ
美しい舞形を紡ぎながら
最大限の丁寧さをもって舞ってみる
究極の「静」を体験することで
皆様の「静と動」の表現が
より深く輝いていただければと思います。



羽衣舞のKaguraです。
音楽の性質を知りイメージする
私は音楽家ではないので、作曲などはしませんが、
音楽の性質(湿度、広がり、色)などを自分のフィルターを通してイメージし体現することをしています。
羽衣舞は、ふんわりした風のような表現から、
大地や炎のような地に根差した表現もします。
体は素直にそのイメージを具現化できるように
日々純度を上げ、基礎力を身につけている必要があります。
イメージの持つ力と、羽衣ベールワークをシェアします。



Homaです。
冷静と情熱のあいだ
子宮全摘と片乳房切除から見えてきた私の表現
数年前子宮筋腫と乳がんを患い、子宮を全摘し、片乳房と長い髪を失いました。しかし、この欠損をユニークと肯定的に表現することで、運命の悪戯に立ち向かい続ける人類の強さ、美しさを表現できると考えました。
私のように何かを奪われたり、運命に翻弄されるても諦めずに努力を重ねることで新たに自分らしい表現にたどり着くことができると信じます。すべての肉体は美しく、すべての尊い命は賛美に値するということを表現するための身体芸術、これをどう創っていくかなどをシェアできればと思います。



和ベリーのYuumiです。
印象に残る作品作り
私が作品作りをする上で、最初に決めるのは「観た人にどんな印象を残したいか」です。
私の考える和フュージョンの在り方などシェアしてゆきます。
実技はその中で、
1.初めての方でも取り入れやすい和の所作や日本舞踊の扇子使い方
2.同じ振付でも、強く見せたいか優しく見せたいかで、ここをこう工夫すると全く違って見える、などの表現の違いについて
3.間や溜め、角度や目線(地~天まで)の空間や緩急表現について
などを軸にお伝えしていきます。
「和風ベリーダンスフュージョン」に、せっかくであればベリーダンスの要素と、和の要素を両方踊りの中にきちんと取り入れた形にしたい方に受講いただけたら良いなと思っています。